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クロッシング [映画]

(2008韓)脱北者を扱った作品。2002年に25人が北京のスペイン大使館に駆け込んだ事件をモチーフにしている。

その中の1人に結核で妊娠中の妻のための薬と食料を求めた男がいた。
息子もいたが、早く帰りたかったが現実は厳しかった。

作品中、政治的な発言は一切なかったが、
それがかえって問題点を見る者に考えさせるのに成功したのかもしれません。

労作なのが伝わってきますね。

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女の子の父親が脱北しクリスチャンになって聖書を大量に北に持ち帰っていた。
天井に隠していて、見つかって政治犯収容所に入れられる。
連座制で家族皆が罪人となる。

信教の自由が無いという現実が痛いほど伝わってくる作品でもありました。
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クロッシング [DVD]

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エクソシスト [映画]

(1973米)悪魔に憑依された少女と神父の戦いを描いたオカルト映画の代表作だそうだ。

少女の母親が神父に依頼する。神父は精神医学の医者でもあったが、
悪魔祓いをすることにした。
精神医学の発達により、悪魔祓いはカトリックではイエズス会の少数の者だけの秘儀となったようだ。

ホラーは避けてたが、さすが米国で興業収入1位だけあり面白かった。


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http://1rin.blog.so-net.ne.jp/2018-02-11-1
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特に↓シーンで脈絡なく日本語らしい「 TASUKETE 」とあった。

私は少し衝撃だった。
1973年製作のこの年、私が誕生し、
「主よ、助けてください」と本サイトの信仰略歴にあるように、
私はキリスト教に改宗した。

誰にも声をかけられず静かに礼拝できるという理由もあり、
よくカトリックのミサに出席する。

昔は、私に悪霊が憑いていたのでしょう。
礼拝・ミサは悪霊から身を守ることでもあると思いますね。

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二百三高地 [映画]

(1980日)日露戦争の旅順包囲戦をリアルに描いた東映作品。

第三軍司令官の乃木を仲代達也が演じる。これが凄かった。
喜怒哀楽を出さない静かな老将を目で演じていた。
はじめ丹波哲郎に決まってたが、東映の岡田社長が仲代のスケジュールに合わせるまでしでして変更したのは英断でしょう。

満洲軍総参謀長としての丹波は良かったが、乃木は見たくないですね。


203高地攻略の最前線の小隊を、乃木を脇にするかのように
前面に持ってきたのが舛田利雄監督の戦争作品のセオリーなのでしょう。

現実の戦争は若者が前線で次々と死んでいく。
その有り様もリアルに描くのが使命でもあると考えているのやもしれません。

血のついた米を口にする兵、私的理由で一時帰還を申し出る兵、
次々と死んでいく悲惨な現実をこれでもかと撮影している。

その最前線の小隊長を、あおい輝彦が演じる。
小学校の先生、正教会に通うロシア語も話せる好青年でもありながら、
戦場で仲間の死と、ロシア人の日本への侮辱により、
殺人鬼と化す変貌を見事に使い分けている。

ヒロインの夏目雅子だが、多くの観客が彼女を見て涙しただろうことは想像に難くない。
私は、クリスチャンには見えず苦笑でした。


「東映戦争3部作」舛田利雄監督、笠原和夫脚本

『二百三高地』(1980)
『大日本帝国』(1982)
『日本海大海戦 海ゆかば』(1983)

見事でした。

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内村も含め、キリスト者の多くは日露戦争に反対したのでしょう。
徴兵されれば行きなさいという消極的なスタンスだったようだ。

他に、幸徳秋水・堺利彦らの社会主義者も反対したようだ。
日本国内のプロレタリアートを味方にするためのポーズのようだ。
本音では、ロシア帝国の兵が消耗するので賛成でしょう。
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二百三高地 [DVD]

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提督の戦艦 [映画]

(2008露)ロシアの政府系テレビ局が20億出したそうだ。
冒頭の海戦シーンは見事で、機雷の設置とその戦闘での帰趨を
見たことなければ必見でしょう。

が、この艦長は部下の妻と恋に落ちる。
実在のコルチャーク提督の実話なので仕方ないが、
この作品は、ロシア革命によって、提督は革命軍と戦うことを選び、
誇りある人生を送ろうとした硬派な英雄の話なのだが、
不倫ネタが感覚的だが7割を占めており、
他人の色恋に興味がない者にとっては、苦笑する作品でしょう。

が、第1次大戦、ロシア革命、ロシア内戦のこの激動期を扱った作品としては、
極めて見応えのある佳作なのでしょう。

邦題の「提督の戦艦」は不適切で、原題は「ADMIRAL」
俳優の演技は一流でした。素晴らしかったです。

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ロシア正教(白軍) 対 革命軍(赤軍) の戦いでもあった。

極寒の地なので冬の湖は固く凍る。
そこで、十字架の形に氷を切り取った湖の中に死体を捨てるシーン。
テンション滅入りますね。

陸戦で少女が撃たれ、集団で突撃するシーンも
愛の発露が、これほど哀しいものかと、名シーンの1つです。

ソ連の崩壊を経、21世紀ロシアは正教国家へと回帰しようとしている。
大弾圧前の、正教徒の姿を映し出している。

不倫ネタで作品がメロドラマになってしまいますが、
無ければ、悲惨一色のドキュメンタリーと化す、そういう時代の話でした。

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提督の戦艦 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: トランスフォーマー
  • 発売日: 2009/12/03
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最後の誘惑 [映画]

(1988米)マーティン・スコセッシ監督の作品。
『沈黙-サイレンス』の丁寧な静的描写だったが、
この作品は過激で、同じ監督の作品なのかと苦笑でした。

原作者の想像による一種のパラレルワールド作品。
ユダの福音書を元ネタとしたイエスとユダの濃密キスシーン。
マグラダのマリアとのラブシーンと子供が生まれる脚本。

大人はウケたのでしょうが、「子どもに見せられない」
ということで、上映禁止運動まで起きたのでしょう。

マグラダのマリアを石打の刑から救うシーン、
ラザロを復活させるシーンなど、迫力と渾身のウィレム・デフォーは見応えありましたね。

自分の母親を「Who are you?」と泣かせるシーンは、
中学生の反抗期かと思わせる監督の悪意に、
「許せない」とキレる人もでてくるのやもしれません。

洗礼者ヨハネの現場にしろ、案外そうかもしれないと、
私にとっては、目から鱗の作品でした。

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イエス様は、徴税人であれ罪人であれ、飲食を共にされた。
また、神殿での商売に憤られ壊された。
その虚飾を嫌った面を一部ウケを狙ったネタも混ぜて、
エンターテイメントとしている。

反対者の一部にマジギレしてた人もいるのでしょう。
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最後の誘惑 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
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賀川豊彦の生涯 [映画]

(1980代日)1か月ほど前に見た作品。アニメでよくできていました。
チラッと名前だけしか知りませんでしたが、日本の社会福祉・労働運動・協同組合といった人々の生活に密着した分野に力を注がれ総理候補にまで名前が挙がったとのことでした。
高校や大学の若い頃から人格人望があり、20そこそこで福音を述べ伝えようとする
賀川青年の声が富山敬でもあったので、眩しい限りでした。


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マルコムX [映画]

(1992米)202分。中だるみ無しでテンポ良く進行。
黒人解放運動家としてキング牧師と同時代に生きる。

前半は、不良、窃盗、獄中生活、師との出会い。
窃盗罪に白人女性との関係で刑期が加算されたが、
獄中生活で猛勉強する。
後に、学歴を聞かれれば、「刑務所内の図書館」と答えたそうだ。

後半に、活動家として別人となる。

イライジャ・ムハンマドを師と仰いで入信した教団に貢献し、大活躍する。
その数々のシーンにスパイク・リー監督のワザがあり、息を飲みました。

彼の人生を追う本作に、「一般常識」が詰め込まれてもあり、
これは必見でした。

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新興宗教であろうが、服役中に出会ったこの縁に彼は懸けた。
が、本質的に特定の人種や民族での至上主義を採用する組織で
広告塔となった人間がボスへの不信から円満に脱退することは難しかった。

牧師だった父や伯父たちが殺されてる幼少期からの生い立ちを考えれば、
勉強と仲間の救出、黒人の地位の向上に努力を重ねてきて最善を尽くした結果が、
暗殺だが、彼にとって他に取り得る道があったとは考えにくく、
気の重い残念な話だった。映画としては見応えある作品でした。
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マルコムX [DVD]

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  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • メディア: DVD



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インフェルノ [映画]

(2016米)私は原作未読でしたので、素直に面白かったですね。
今年は『007』などスパイアクションが皆無だったので、
久々にそっち系統の満足感がありました。

確かに、『ダ・ヴィンチ・コード』と『天使と悪魔』が宗教色濃かったので、
それに期待していたのなら、今回は薄味でしょう。

また、原作のラストを変更しカットしているようですので、
その点でも不満となったようです。

が、原作未読なら、ダンテの『神曲』の予備知識を少し仕入れて、
この作品を鑑賞すれば、普通に面白いと思いますがね。

教会や聖堂を走り廻るシーンは見応えあるでしょう。

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そもそも、人口増加を危惧して、積極的に殺すことを主張する学者を
信じてしまい、自らも行動する超エリートがいるのか、私には分かりません。
別の穏健な手段を考えると思うのですが、、、。
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http://1rin.blog.so-net.ne.jp/2017-09-25





<参考>小原克博「ダン・ブラウン『インフェルノ』の世界観を読み解く」


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『どの聖書?』知られざる聖書の歴史* [映画]

(2013日)様々な聖書が存在するが、その経緯と違いを概説する。

カトリックは聖書を独占し、人々は服従を強いられ、
教会権力の腐敗を目にした人たちは、聖書を直接読みたくなった。

12世紀のイタリア北部からワルド派が誕生し、
彼らは自らの聖書を持った。

英国でも、14世紀のウィクリフが英語訳を誕生させ、
16世紀にティンダルが多くの書簡を英訳した。

1611年の英国のジェームズ1世が命令して作らせた聖書を「欽定訳聖書」と言うが、
国教会で使った。この欽定訳の8割がティンダルの翻訳を使ったようだ。

その他、旧約の70人訳聖書から、現代に至るまでをサラッと学べるが、
SDA(セブンスデーアドベンチスト)の作品であり、「欽定訳聖書」が正しいとする内容。

その是非は置いといても、聖書の歴史を知るのに
イラストが豊富であり、また大事なポイントは何回か繰り返してくれるので、
分かりやすく、大満足いたしました。

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これは勉強になりました。
様々な聖書を概説した映像としては極めて貴重でしょう。
通常は同じものは見ないのですが、
忘れてしまったので、次はメモを取りながら見るでしょう。

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神のゆらぎ [映画]

(2014加)ある町の数組の男女の物語。

看護師の妻と白血病の夫は親夫婦も輸血拒否信仰者だった。
ある男性老人は長年の不倫相手の家に乗り込んだ。

ある30代の男性は罪の償いのために麻薬の運び屋となっていた。

その他の登場人物も合わせ、神の不存在を主張する。

「飛行機が墜落するのは全知全能の神がいないからだ」

とするが、その言葉で動く信仰者はいないだろう。

汚いシーンに参る人も多いでしょう。
話の脚本は、好き嫌いが割れるでしょうね。
感動する人もいるでしょうが、私は疲れました。


無神論者にとっては、「愛」を確認できるイイ作品なのでしょう。

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教義を脱するのはこれまでの人間関係を脱することにもなるので、
サポート無しで独力で脱することは、現実には難しいのでしょうね。
教団自体が、ソフトに変更していくのが望ましいのでしょう。

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