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賀川豊彦の生涯 [映画]

(1980代日)1か月ほど前に見た作品。アニメでよくできていました。
チラッと名前だけしか知りませんでしたが、日本の社会福祉・労働運動・協同組合といった人々の生活に密着した分野に力を注がれ総理候補にまで名前が挙がったとのことでした。
高校や大学の若い頃から人格人望があり、20そこそこで福音を述べ伝えようとする
賀川青年の声が富山敬でもあったので、眩しい限りでした。


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マルコムX [映画]

(1992米)202分。中だるみ無しでテンポ良く進行。
黒人解放運動家としてキング牧師と同時代に生きる。

前半は、不良、窃盗、獄中生活、師との出会い。
窃盗罪に白人女性との関係で刑期が加算されたが、
獄中生活で猛勉強する。
後に、学歴を聞かれれば、「刑務所内の図書館」と答えたそうだ。

後半に、活動家として別人となる。

イライジャ・ムハンマドを師と仰いで入信した教団に貢献し、大活躍する。
その数々のシーンにスパイク・リー監督のワザがあり、息を飲みました。

彼の人生を追う本作に、「一般常識」が詰め込まれてもあり、
これは必見でした。

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新興宗教であろうが、服役中に出会ったこの縁に彼は懸けた。
が、本質的に特定の人種や民族での至上主義を採用する組織で
広告塔となった人間がボスへの不信から円満に脱退することは難しかった。

牧師だった父や伯父たちが殺されてる幼少期からの生い立ちを考えれば、
勉強と仲間の救出、黒人の地位の向上に努力を重ねてきて最善を尽くした結果が、
暗殺だが、彼にとって他に取り得る道があったとは考えにくく、
気の重い残念な話だった。映画としては見応えある作品でした。
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マルコムX [DVD]

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インフェルノ [映画]

(2016米)私は原作未読でしたので、素直に面白かったですね。
今年は『007』などスパイアクションが皆無だったので、
久々にそっち系統の満足感がありました。

確かに、『ダ・ヴィンチ・コード』と『天使と悪魔』が宗教色濃かったので、
それに期待していたのなら、今回は薄味でしょう。

また、原作のラストを変更しカットしているようですので、
その点でも不満となったようです。

が、原作未読なら、ダンテの『神曲』の予備知識を少し仕入れて、
この作品を鑑賞すれば、普通に面白いと思いますがね。

教会や聖堂を走り廻るシーンは見応えあるでしょう。

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そもそも、人口増加を危惧して、積極的に殺すことを主張する学者を
信じてしまい、自らも行動する超エリートがいるのか、私には分かりません。
別の穏健な手段を考えると思うのですが、、、。
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<参考>小原克博「ダン・ブラウン『インフェルノ』の世界観を読み解く」


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『どの聖書?』知られざる聖書の歴史* [映画]

(2013日)様々な聖書が存在するが、その経緯と違いを概説する。

カトリックは聖書を独占し、人々は服従を強いられ、
教会権力の腐敗を目にした人たちは、聖書を直接読みたくなった。

12世紀のイタリア北部からワルド派が誕生し、
彼らは自らの聖書を持った。

英国でも、14世紀のウィクリフが英語訳を誕生させ、
16世紀にティンダルが多くの書簡を英訳した。

1611年の英国のジェームズ1世が命令して作らせた聖書を「欽定訳聖書」と言うが、
国教会で使った。この欽定訳の8割がティンダルの翻訳を使ったようだ。

その他、旧約の70人訳聖書から、現代に至るまでをサラッと学べるが、
SDA(セブンスデーアドベンチスト)の作品であり、「欽定訳聖書」が正しいとする内容。

その是非は置いといても、聖書の歴史を知るのに
イラストが豊富であり、また大事なポイントは何回か繰り返してくれるので、
分かりやすく、大満足いたしました。

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これは勉強になりました。
様々な聖書を概説した映像としては極めて貴重でしょう。
通常は同じものは見ないのですが、
忘れてしまったので、次はメモを取りながら見るでしょう。

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神のゆらぎ [映画]

(2014加)ある町の数組の男女の物語。

看護師の妻と白血病の夫は親夫婦も輸血拒否信仰者だった。
ある男性老人は長年の不倫相手の家に乗り込んだ。

ある30代の男性は罪の償いのために麻薬の運び屋となっていた。

その他の登場人物も合わせ、神の不存在を主張する。

「飛行機が墜落するのは全知全能の神がいないからだ」

とするが、その言葉で動く信仰者はいないだろう。

汚いシーンに参る人も多いでしょう。
話の脚本は、好き嫌いが割れるでしょうね。
感動する人もいるでしょうが、私は疲れました。


無神論者にとっては、「愛」を確認できるイイ作品なのでしょう。

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教義を脱するのはこれまでの人間関係を脱することにもなるので、
サポート無しで独力で脱することは、現実には難しいのでしょうね。
教団自体が、ソフトに変更していくのが望ましいのでしょう。

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沈黙-サイレンス- [映画]

(2016米)原作遠藤周作。江戸時代初期の密入国者ジュゼッペ・キアラ神父の生涯。
役名はロドリゴ神父で、アンドリュー・ガーフィールドが熱演。
マーティン・スコセッシ監督の強気の2時間40分。
音楽無し、スローモーションすら無い編集。風や鳥、海、といった自然の音程度。
それで飽きさせなかった。

戦国末期には約30万の信徒がいたようだが、大弾圧となった。

師のフェレイラ神父が日本で棄教したと聞き来日を決意する。
が、当時はキリシタン禁教令下で神父の通報は銀300枚となった。

それでも神父不在だった信徒は神父の来日をミサが行えると心から喜んだ。

激しい弾圧拷問の時代だった。
塚本晋也演じる十字架上のモキチが死を迎えるに際し独唱する聖歌は胸につまる。

筑後守でキリシタン禁教政策の中心人物である井上政重をイッセー尾形が演じるが、
妙な「非寛容」で拷問を実行する。
映画では説明しなかったが、キリシタン大名蒲生氏郷の家来で自分もキリシタンだった。その井上が、幕府の人間としてどういう「さじ加減」で弾圧をしていったのかが、
一つの見どころでもある。

この時代の宗教政策と井上政重の研究は面白いのかもしれません。

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とはいうものの、蒲生氏郷家来説は、ミカエル・ジュタイシェン説。
氏郷は1595年に死去しており、1585年に生まれた政重とは考えにくい。

父井上清秀は織田信長家臣の佐久間信盛に仕え、その後、家康配下の大須賀康高に仕えることとなった。
が、面白いのは、実は清秀は、家康の祖父清康を誤って殺した阿部正豊の父阿部定吉の側室の子、つまり異母兄弟だった。

とはいうものの、正豊も即座に殺されており、家康の父広忠は許している。
そして、定吉の死去後、側室星合氏は懐妊したまま井上清宗に嫁ぎ、清秀を産んだ。

当然、このような経緯で1585年に誕生した政重が、蒲生氏郷の家来だったとは考えにくい。

母が2代将軍秀忠の乳母で、兄正就が1622年に老中となる程の距離である。

4男で比較的自由だったから潜入捜査をしたのか、興味本位からはじまったのか、
洗礼を受けたかは不明だが、理解を深めたのは事実だろう。
あるいは、調査目的での洗礼の承認を秀忠から得たのやもしれない。

が、旧新約聖書の存在も知っており、手に入れ、読んでいたのでしょう。
17世紀前半の海外事情も詳しく知ろうとしている。
当然、彼は明確にカトリックとプロテスタントを意識している。
オランダ人と接する上でも相手の論理を把握しなければならない。
また、積極的に理解しようともしているし、西洋品に夢中だった。

実は、彼が元祖無教会主義キリスト教徒だったのやもしれません。

(参考)

井上筑後守政重の海外知識について 長谷川一夫
http://repo.lib.hosei.ac.jp/bitstream/10114/10126/1/shigaku_21_hasegawa.pdf

遠藤周作『沈黙』の研究 -日本的精神風土の象徴:井上筑後守について- 陳華
http://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/dspace/bitstream/10069/28641/1/bunkanken1_15.pdf


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沈黙-サイレンス- [DVD]

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大日本帝国 [映画]

(1982日)分かりませんが、東映俳優勢ぞろいの豪華感にまず圧倒されました。

大東亜戦争を自衛戦争でABCD包囲網に嵌められたという基本線がありつつも、
日本兵が民間人を殺したことも含め、可能な限りマイナスなことも盛り込もうともしている。

よって、右からは左映画と言われ、左からは右映画だとされたようだ。

1940年の第2次近衛内閣から戦後の軍事裁判までを3時間をかけて詰め込む。

この作品は戦後37年で公開されており、終戦時に20代なら60前後で
その子の世代は成人しており、彼らを対象としている。
今日の戦後70年前後の作品とは異なり、無理に日本を美化しようとせず、
極力ありのままに作品にし、見る人たちの自分の人生に納得してもらおうとする、
脚本家と監督の意思が働いていたのでしょう。

恋物語を3組入れる。

1組はクリスチャンだが、教会に官憲が来て、
「イエスと天皇、どっちが偉いねん?」と、愚かなことを聞く。

弾圧の詳細には触れず、そこまでだったが、描写する。


が、陸軍参謀本部や海軍軍令部、連合艦隊などの、
命令と責任について検証するようなことは一切ない。

教養映画ではなく、当時の大衆娯楽映画として琴線に触れる作品だったのでしょう。


----以下ネタバレ----

京大生だった江上(篠田三郎)が京子(夏目雅子)に惚れるが、
瓜二つのフィリピン人(二役)を見殺しにしてしまう。
その後、彼女を日本兵の生存のため殺した男(西郷輝彦)が
殺されるが、その件も見殺しにしてしまう。

責任は無いが、戦後のB級裁判で西郷の罪を被ろうとした。

せっかくフィリピンまで京子が来てくれたが、
彼は正直に無罪と言わず、死ぬことを選んだ。


処刑寸前、

「天皇陛下、お先に参ります」
「天皇陛下万歳!」

と言った。

棄教宣言であり、「地獄で待ってます」ということだった。


が、彼は、京子の幸せを願って、身を引いたのであり、
これは間接的自殺であるが、
「京子の希望」を人質にとった大日本帝国の結末と殉教したと
神さまは認めてくれるのではないでしょうか。

むろん、映画はフィクションでしょうが、
罪なきクリスチャンが、弾圧を含め死に至らされたケースは少なくない。


外国主催の極東軍事裁判で、東條に全責任を負わせたのは正解でしょう。
が、あの世のことは、騙せませんからどうしようもないでしょうね。

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大日本帝国 [DVD]

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天使にラブ・ソングを [映画]

(1992米)昔、見ましたが、これは楽しかったですね。
これはいい作品でした。




スタンド・バイ・ミー [映画]

(1986米)これは「名作」。3度目か4度目。オレゴン州の田舎町での4人の少年の冒険物語。

12歳の少年4人が、ある目的のために山へ行く。
様々なトラブルの中で喧嘩もし、友情を育み、成長する。

敵対する不良グループのリーダーに本物の怖さがあったものの、
繊細な描写と音楽で上品に仕上がった編集だった。

が、男の子の世界であって、1950年代末のアメリカに関心が無ければ面白くはない作品。
「」付きの名作なのは、原作では子ども時代の弱肉強食の地獄小説なのに、
映画では毒が落ちて綺麗な作品になったからで、評価は割れるようだ。

4人は確かに逞しく成長したが、「Happy 」かどうかは心の在り方だった。
未来は過去で決まるのではなく、常に現在の決断で作っていくものなのでしょう。
そう信じたい。

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高校生視点の正直な宗教観がでてる作品。

とはいえ、今さら、カトリックに改宗できるわけありません。

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スタンド・バイ・ミー コレクターズエディション [SPE BEST] [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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折れた矢 [映画]

(1950米)西部劇。白人xインディアンを描く。
現代ではインディアンの襲撃シーンはxだそうだが、1950年製なので、
派手にやっている。

とはいうものの、白人・インディアン双方の和平派と武闘派を描き、
アパッチ族長の穏健である勇者の姿と苦悩も映像にしている。

“戦いよりも平和の方が困難である”という和平派のメッセージは、
第2次大戦と朝鮮戦争を重ねたもののようだ。

1870年のアリゾナを舞台にした実話。
インディアンが英語を使うことが唯一のフィクションだそうだ。

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聖書を片手に愛読するWASPが登場する。
彼らが皆、敬虔なクリスチャンでもなく、実際は様々な出会いがある。
現在では「多様性」が一定、尊重されているが、
初期の段階では、悲しいことが多かったのでしょう。

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http://1rin.blog.so-net.ne.jp/2017-01-29


折れた矢 [DVD]

折れた矢 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェームズ・スチュワート ジェフ・チャンドラー デブラ・パジェット
  • 発売日: 2012/03/10
  • メディア: DVD