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第50章 1-26 ヤコブ死す(完) [創世記]


ヤコブの遺言どおり、アブララムらの眠る墓に埋葬した。


ヨセフの兄弟たちは、父が亡くなったことで、
かつての恨みの復讐をヨセフが実行するのではないかと恐れる。

イサクの喪が明けたら弟ヤコブを殺そうとしていた兄エサウの例のように。


父と神を持ち出して助かろうとする兄たちの嘘は悲しかった。
父が仮にその心配をしていたとしたら直接ヨセフに言うだろう。
かつて涙を流して兄たちを許し、終わったこととして接してきたのに恐れられていた。

兄に言う。

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As for you, you meant evil against me, but God meant it for good, to bring to pass, as it is this day, to save many people alive.
あなたがたはわたしに対して悪をたくらんだが、神はそれを良きに変らせて、今日のように多くの民の命を救おうと計らわれました。
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ヨセフは神の計画だと再度説明し、
ヤコブの子らは栄える。出エジプト時には男子だけで60万となったようだ。


そして、ヨセフは110歳で他界する。


ようやく創世記を終える。
感無量です。51日かけて読みました。満足です。
今から放心状態に入ります。
24時間以内に復活予定です。それでは、、。

第49章 1-33  臨終に際しての予言 [創世記]

臨終に際して、息子たちに予言をする。祝福だが呪いも含む。


・シメオンとレビ

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I will divide them in Jacob, and scatter them in Israel.
わたしは彼らをヤコブのうちに分け、イスラエルのうちに散らそう。
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復讐するにも怒りにまかせていたので「散らす」と言う。
シメオン族はやがて他部族に吸収され、レビ族は祭司を扱う者として各々の部族の中に配分される。



・ユダ

「シロ」というのは「栄える・引き出す・抜き出す」という意があり「メシア」だそうだ。

第48章 1-22 祝福する権威 [創世記]

ヤコブは死に際して、長子の権利をヨセフに与える。
「長子の権利とは、人を祝福することのできる権威」だそうだ。
ヤコブがエジプト王にしたような堂々と祝福できる精神の姿勢、だととりあえず理解しました。
その権利は、


・族長時代(アブラハム誕生B.C1812~出エジプトB.C1312。確定させていいのかは?) 
   限られた人間にしか認められなかった。


・モーセの時代
   祭司を扱うレビ族が継承


・新約の時代
   キリストによって皆が持つようだ。


長子の権利をヨセフに与え、ヨセフの子マナセとエフライムを息子とした。

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Israel stretched out his right hand, and laid it on Ephraim's head, who was the younger, and his left hand on Manasseh's head, guiding his hands knowingly, for Manasseh was the firstborn.
すると、イスラエルは右の手を伸べて弟エフライムの頭に置き、左の手をマナセの頭に置いた。マナセは長子であるが、ことさらそのように手を置いたのである。
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右手をエフライムに置く。エフライムは特別だった。

第47章 1-31 王へ祝福する [創世記]

一行はエジプトに到着する。

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Joseph brought in Jacob, his father, and set him before Pharaoh, and Jacob blessed Pharaoh.
そこでヨセフは父ヤコブを導いてパロの前に立たせた。ヤコブはパロを祝福した。
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「祝福」というのは上から下の者へするのが普通で、
日本語訳で「祝福した」を「あいさつをした」としている聖書もあるらしいが、
ヘブライ語も英語も「祝福」のようである。
エジプトの恩人である神意を知ることのできたヨセフの父なので、
エジプト王より上位にヤコブを置く方がむしろ宗教として自然だと思いますね。



そして、彼らはナイル川デルタ地帯で豊かに暮らすこととなった。
(が、ラメセスとゴセンの範囲やピンポイントの場所は不明。)

第46章 1-34 第2次ヤコブ一族の引越し [創世記]

昔、ヤコブの一族がカナンに戻ってきたため、兄エサウ一家は死海南部に転居した。
今回、飢饉によりヤコブ一家はエジプトに向かう。


神がヤコブに言った。

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I will go down with you into Egypt. I will also surely bring you up again. Joseph will close your eyes."
わたしはあなたと一緒にエジプトに下り、また必ずあなたを導き上るであろう。ヨセフが手ずからあなたの目を閉じるであろう」。
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ここでの「目を閉じる」というのは、エジプトでヨセフが死を看取ることを意味する。
更に、長子の権利をヨセフに与えることを暗示しているとも解釈できるそうだ。
(わざわざヨセフ1人の名が挙げられているので。)


名簿は、数が合わないので「?」だそうです。私もよく分かりません。

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第45章 1-28 ヨセフの復活 [創世記]

ヨセフは兄弟に正体を明かした。

そして、すべては神の計画なのだと水に流す。

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So he sent his brothers away, and they departed. He said to them, "See that you don't quarrel on the way."
こうしてヨセフは兄弟たちを送り去らせ、彼らに言った、「途中で争ってはなりません」。
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これは、ヨセフが獣に殺されたことにし、父を騙した責任の擦り付け合いをするな、
とのことらしい。


説明を聞いた父は信じられなかったが、

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When he saw the wagons which Joseph had sent to carry him, the spirit of Jacob, their father, revived.
父ヤコブはヨセフが自分を乗せるために送った車を見て元気づいた。
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単なる荷馬車でない賓客用の心遣いのある馬車にヨセフを見る。

「元気づく」が、「the spirit revived.」 となっている。
「生きる意欲」のことだろうが、日常生活の気分の幅でも使うのだろうか?


第44章 1-34 身代わり [創世記]

ヨセフの復讐は綿密に計画したものとは思えない。
銀の杯をベニヤミンの袋に入れ、罪を着せ奴隷にしようとした。
兄たちが自分たちだけ逃れようとしたら、どうするつもりだったのだろう。
正体を明かし軽蔑と共に帰らせるつもりだったのやもしれない。

が、驚くことにユダが身代わりを申し出た。
かつてはヨセフを「売り飛ばせ」と言った彼がであった。
ヨセフを想って命を奪うよりはベターだという判断だったとは思えない。
しかし、この時のユダを真似ることができる者はまずいない。

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For how will I go up to my father, if the boy isn't with me?--lest I see the evil that will come on my father."
この子供を連れずに、どうしてわたしは父のもとに上り行くことができましょう。父が災に会うのを見るに忍びません」。
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父を想って自ら身代わりに奴隷になろうとする。
苦しまない死よりもはるかに重い決断でしょう。

第43章 1-34 復讐の食卓 [創世記]

ヨセフはベニヤミンと再会した。


某サイトによるとその間20年余らしい。どう導いたのだろう?



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He sent portions to them from before him, but Benjamin's portion was five times as much as any of theirs. They drank, and were merry with him.
またヨセフの前から、めいめいの分が運ばれたが、ベニヤミンの分は他のいずれの者の分よりも五倍多かった。こうして彼らは飲み、ヨセフと共に楽しんだ。
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父の無事とベニヤミンに執着し、別の席とはいえ同じ空間で食事しているにもかかわらず、この期に及んでも気づかない。

隙をみて顔を見ようと思う状況でもなく喜劇ではないので、
映画なら静かに観ているシーンなのでしょう。

第42章 1-38 復讐と情 [創世記]

飢饉になり、ヤコブの子ら10人の兄弟はエジプトへ穀物を求め400kmの旅に出た。


ヨセフは兄たちに気づいたが、彼らは気づかなかった。
会話は通訳を通していたので、兄たちが何を話しているかはヨセフには分かる。

スパイ容疑をかけて、彼らを獄中に入れた。

自分を殺そうとし、穴に落とす。そして外国人に売った兄たちへの
ささやかな復讐ではある。楽しくはない。

ヨセフは末弟ベニヤミンを連れて来い、と要求した。

実家に帰った者たちは父に説明する。

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Jacob, their father, said to them, "You have bereaved me of my children! Joseph is no more, Simeon is no more, and you want to take Benjamin away. All these things are against me."
父ヤコブは彼らに言った、「あなたがたはわたしに子を失わせた。ヨセフはいなくなり、シメオンもいなくなった。今度はベニヤミンをも取り去る。これらはみなわたしの身にふりかかって来るのだ」。
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ヨセフは獣に襲われたことになっていたが、薄々は気づいていたのだろうか。

第41章 1-57 職場放棄 [創世記]

パロはヨセフを呼び出し、夢の意味を解かせる。

その説明に納得し、即決する。


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Pharaoh took off his signet ring from his hand, and put it on Joseph's hand,
そしてパロは指輪を手からはずして、ヨセフの手にはめ、
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指輪が印章になっており、パロは初対面にて全権委任をする。


その日に、縁談も決まり、子が授かる。

「マナセ」=「忘れる」
「エフライム」=「増やす、多くを実らせる、繁殖する」


という意味だそうだ。