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宗教一般入門書 [書籍]

●これだけは知っておきたい 世界の宗教 知識と謎80 (オトナの常識)

3000万のシーク教をヒンズー教の改革派と数行程度で納め、
明治期に4000万の人口で300万の信者がいた天理教は1行。
古神道の神主である著者の好みが反映されたオレ様教養書。

「謎80」とタイトルをつけたのは出版社でしょうが、
独自に切り込んだところが欲しかったですね。
図書館で偶然手にしサラッと読みましたが、
知らない新興宗教の解説を読み、満足できました。


これだけは知っておきたい 世界の宗教 知識と謎80 (オトナの常識)

これだけは知っておきたい 世界の宗教 知識と謎80 (オトナの常識)

  • 作者: 竹内 睦泰
  • 出版社/メーカー: ブックマン社
  • 発売日: 2006/04/26
  • メディア: 単行本





●教養としての日本宗教事件史 (河出ブックス)

目次を見ても分かるように、
「茶道はドラッグとして輸入された」など、
今となっては歴史だが、当時は「事件」だったことが書かれている。

素人が教養として一読する価値は充分あるでしょう。
現代の毒のある事件は避けているようだが、
次の著作に譲ろうとしていると期待したい。


教養としての日本宗教事件史 (河出ブックス)

教養としての日本宗教事件史 (河出ブックス)

  • 作者: 島田 裕巳
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2009/10/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



第28章 1-25 家族もろとも死刑 [サムエル記上]

ペシリテが攻めてきてビビッたサウルは、
口寄せに他界したサムエルを呼ばせた。


サウルは神から見放された。とサムエルは言う。
しかも家族もろとも死ぬと宣告される。

理由が、

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Because you didn't obey the voice of Yahweh, and didn't execute his fierce wrath on Amalek, therefore Yahweh has done this thing to you this day.
あなたは主の声に聞き従わず、主の激しい怒りに従って、アマレクびとを撃ち滅ぼさなかったゆえに、主はこの事を、この日、あなたに行われたのである。
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聖絶を命じられたのに、生かしておいたり、金品に手をつけたからだった。


第27章 1-12 平気で嘘をつくダビデ [サムエル記上]

ダビデはサウルを恐れたので、ペシリテ人の王に匿ってもらった。

そこで信用の証のため、イスラエルの街から略奪するところを、
実際は、イスラエルは避け、別の異邦人の街を皆殺しにしたのだろう。

それで帰ってきて、王の息子のアキシに嘘の報告をする。


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Achish said, "Against whom have you made a raid today?" David said, "Against the South of Judah, against the South of the Jerahmeelites, and against the South of the Kenites."
アキシが「あなたはきょうどこを襲いましたか」と尋ねると、ダビデは、その時々、「ユダのネゲブです」、「エラメルびとのネゲブです」「ケニびとのネゲブです」と言った。----


そういう苦しい嘘を通す。
ということは600人の部下にもかん口令がしかれているということだ。


ダビデの行為は、神の御心に沿っているかどうかが最重要なので、
その為ならば、自分を殺そうとするサウルを赦しもするし、
ある街を聖絶もする。

第26章 1-25 サウル、しつこい殺意 [サムエル記上]

サウルは1度ダビデに上着の裾を切られ、助けられる。
一度、命を助けられたのにもかかわらず、サウルはダビデを再度殺そうとした。


今度は、寝所に入って、槍と水差しを盗んできた。
そして、それを証拠とし、サウルを諭す。


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Yahweh will render to every man his righteousness and his faithfulness; because Yahweh delivered you into my hand today, and I wouldn't put forth my hand against Yahweh's anointed.
主は人おのおのにその義と真実とに従って報いられます。主がきょう、あなたをわたしの手に渡されたのに、わたしは主が油を注がれた者に向かって、手をのべることをしなかったのです。
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普通は、何度も自分を殺そうとした相手なら、もはや何の義理も無いはずだが、
祭司サムエルから油を注がれているので、またも手をくださない。


しかし、これでサウルは観念したようだ。
さすがに自分を恥じ、ダビデに神が共にいると理解したからだろう。

第25章 1-44 報復は神がしてくれる [サムエル記上]

ナバルという富豪がいて、羊を3000頭、ヤギ1000頭を持っていた。
当然、その土地と多くの僕もいたのだろう。


ダビデは、数百人の部下を養わなければならないが、
ナバルには手出ししなかった。

ダビデはナバルに「好意を見せてくれ」と言う。


現代の法治国家では暴力が国家に独占されているので、
「みかじめ料」を要求する行為は違法となる。


しかし、ダビデの時代には、力のある者に頼らねばならない。

が、ナバルはダビデを侮辱し追い返した。


ダビデも、侮辱されたとあればその報復はしないとシメシがつかない。


その報復をしようとした矢先に、ナバルの妻が、「お土産」を持参し謝罪しにきた。

「ダビデにくだらない血を流してはならない・・・」という趣旨で説得し、

ダビデを制止する。

そして、

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It happened in the morning, when the wine was gone out of Nabal, that his wife told him these things, and his heart died within him, and he became as a stone. It happened about ten days after, that Yahweh struck Nabal, so that he died.
朝になってナバルの酔いがさめたとき、その妻が彼にこれらの事を告げると、彼の心はそのうちに死んで、彼は石のようになった。 十日ばかりして主がナバルを撃たれたので彼は死んだ。
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結局、報復は、神が実行した。

自らの怒りのまま自分で行って、それが悪因をなるのを避けたことになる。
代わりに、神が実行してくれる。肉の感情に流されてはいけないことが理解できる。

第24章 1-22 サウルを赦すダビデ [サムエル記上]

再びサウルはダビデを追う。

が、ダビデに捕まる位置にいた。


ダビデは従者がサウルの処分を示唆するも、


6
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He said to his men, "Yahweh forbid that I should do this thing to my lord, Yahweh's anointed, to put forth my hand against him, since he is Yahweh's anointed." ダビデは従者たちに言った、「主が油を注がれたわが君に、わたしがこの事をするのを主は禁じられる。彼は主が油を注がれた者であるから、彼に敵して、わたしの手をのべるのは良くない」。
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単なる王なら躊躇しなかったが、サムエルから油を注がれたサウルだったので、
ダビデは手をくださなかった。


自分を殺そうとした相手だが、冷静に対処したからこそ、
ダビデは賞賛され聖書にも度々登場することとなる。

第23章 1-29 神の遠隔操作 ダビデ助かる [サムエル記上]

ダビデは逃げまくっていた。
サウルは追う。

そして、もはや距離は半日もないところまで来たのだろう。
サウルが猛攻すればダビデはひとたまりもない。


しかし、ここでサウルは外敵の侵入の知らせを聞いた。


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So Saul returned from pursuing after David, and went against the Philistines: therefore they called that place Sela Hammahlekoth.
そこでサウルはダビデを追うことをやめて帰り、行ってペリシテびとに当った。それで人々は、その所を「のがれの岩」と名づけた。
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ダビデはサウルが去った理由を知らないが、

①外敵の侵入
②家族の一大事

の2つ意外の選択肢があったとしても、いずれでも神の介入と理解しなけばならない。


人間の側は、良いことがあれば神に感謝しなければならない。
私が青年期に思いもしなかった当然のことである。

宗教者の言論 - 大逆事件、高木顕明 - [書籍]

高木顕明は、大逆事件で死刑になり獄中自殺した僧侶。
彼は日露戦争や公娼制度に反対した。


そういう人が少数いてもいい。
むしろ、宗教者で反対する人がいなければ不健全。

内村鑑三も日露戦争に反対したが、言い方やニュアンスはどうだったのでしょう。
積極的に運動を展開するなら政府も積極的に言論で広報すればいいし、
限られた媒体で消極的に言う分ならむしろ放置しなければならんでしょう。


大逆事件で刑死した12人の内、4人が実際に計画に携わった者で、
残りは「ついでに」「掃除」した。


高木は、「余が社会主義」で明確に自分の思想がマルクスではないと書いているようだ。
なのに、真宗大谷派は、高木をあっさり除籍にして妻子を寺から追い出す。
娘は小学生で働くこととなった。
苦労と努力の末、後年天理教にて指導的立場になる足跡を池田士朗は著作に残している。
1996年に真宗大谷派は僧籍復帰で名誉回復をするも、遅いだろう。

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「余が社会主義」


緒言。余が社会主義とはカールマルクスの社会主義を禀けたのでない。
又トルストイの非戦論に服従したのでもない。
片山君や古川君 (ママ)や秋水君の様に科学的に解釈を与へて
天下に鼓吹すると云ふ見識もない。
けれども余は余丈けの信仰が有りて、実践して行く考へであるから
夫れを書て見たのである。何れ読者諸君の反対もあり御笑ひを受ける事であろ-。
しかし之は余の大イニ決心のある所である。
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中山みきの足跡と群像

中山みきの足跡と群像

  • 作者: 池田 士郎
  • 出版社/メーカー: 明石書店
  • 発売日: 2007/01/24
  • メディア: 単行本



第22章 1-23 無過失の祭司に死罪を与える [サムエル記上]

ダビデを逃がした祭司アヒメレクはサウルに捕まった。

しかし、ダビデは隠していたので、祭司は事のいきさつを知らなかった。

知らなかったのにもかかわらず、サウルは祭司に死罪を与えた。


15
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Have I today begun to inquire of God for him? Be it far from me! Don't let the king impute anything to his servant, nor to all the house of my father; for your servant knows nothing of all this, less or more."
彼のために神に問うたのは、きょう初めてでしょうか。いいえ、決してそうではありません。王よ、どうぞ、しもべと父の全家に罪を負わせないでください。しもべは、これについては、事の大小を問わず、何をも知らなかったのです」。
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相手が祭司であろうがなかろうが、知らなかったのに罪を問うた。

まして神の所有物である祭司を死罪にした罪ははかりしれないだろう。

第21章 1-15 聖職者への嘘 [サムエル記上]

ダビデはサウルから逃げ、ノブの祭司アヒメレクを訪ねた。

当然、祭司は用を伺った。

2
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David said to Ahimelech the priest, "The king has commanded me a business, and has said to me, 'Let no man know anything of the business about which I send you, and what I have commanded you; and I have appointed the young men to such and such a place.'
ダビデは祭司アヒメレクに言った、「王がわたしに一つの事を命じて、『わたしがおまえをつかわしてさせる事、またわたしが命じたことについては、何をも人に知らせてはならない』と言われました。そこでわたしは、ある場所に若者たちを待たせてあります。
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ダビデは祭司に嘘を言った。

本当のことを言えば、この祭司は反逆罪となる。
しかも、パンや武器も貰えないかもしれない。

神は形ではなく動機を見るので、
この件でお咎めはないと思いたいですね。